トマト1グランプリ

トマト1グランプリと言うタイトル。これは、何かと言いますと、去年の今ぐらいまで、毎日放送「せやねん」で続いていた、野菜のコーナーでの企画でございます。そこでの優勝が大阪富田林の「アーバンファーム ASAOKA」さんのミニトマトが優勝でした。(写真はミディトマト。ミニトマトよりひと回り大きいです。)。M-1のように、全国各地から予選があってと言う訳ではなく、スタッフの皆さんがよりすぐりのトマトを集めて、そこから、私とイタリアンの上村シェフと当時高校生であった奈良の農業高校の吉田君とで審査した大会でした。
優勝した「アーバンファームASAOKA」さんは、大阪の富田林の「板持」と言う千両なすの産地にあり、千両なす、トマト、海老芋、とうもろこしなどを生産されています。
千両なすでは品評会などでも優勝されたり、凄腕の農家さんです。

「食べたいなぁ、でもトマトは夏やもんな?」

待って下さい。
トマトは路地栽培(ビニールハウスではなく外での栽培)で栽培するなら、夏ですが、
ビニールハウスであれば、2月ぐらいが一番、味がのってる時期であります。
路地栽培(外で育てる方法)では夏場の天候などの関係で人の手が入りにくく、ビニールハウスでは、ハウス内の気温、水のコントロールがしやすいんです。
元々トマトは、アンデス高原で生まれた野菜で、生まれた地域の気候が日本の春や秋に似てると言われています。そこで、その気候を再現出来るのがビニールハウスです。
アンデス高原のように、ハウス内では、水をきって育てて、トマト本来の甘味を引き出しています。

私もトマト作りにチャレンジした事がありますが、路地栽培での甘いトマト作りは、とても難しいです。日本は多湿で、ゲリラ豪雨、長雨、台風とビニールハウスのように、水のコントロールが出来ませんでした。
なので、トマトが苦手な方は、今ぐらいのシーズンに出ているトマトを食べてもらえたら甘いトマトにあたる確率は高いです。
逆に甘いトマトが苦手な方もいますが、元から食べれない方は、酸味が苦手な方も多いはずです。
近くにいる、トマト嫌いな人をトマトに振り向かせるなら、今がチャンスですよ!
2月からシーズン終了まで、ポン太青果では「アーバンファームASAOKA」のミディトマトを販売しています!

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