えんどう豆

関西では、春になりますと「うすいえんどう」で豆ご飯をしたり、卵とじにしたりします。
「うすいえんどう」の最盛期には、関西のご家庭ではよく見かけられる風景ではないでしょうか??
さて、「うすいえんどう」ですが、

「えんどう豆?グリンピース?え?違う物?」
同じと言えば、同じですが、

「うすいえんどう」は、大阪の羽曳野市碓井(うすい)地区が発祥の地で、豆自体も柔らかく、ほんのり甘味もあり、皮も薄いので、思い描いている硬い豆とは全然違います。
私は、恥ずかしながら八百屋さんで働くまでは、野菜が食べられなかったんです。
その僕が「野菜って美味しいんだ!」と気づかしてくれたのが、この「うすいえんどう」です。

アルバイト先で、あまりにも奥様方からの
「昨日のえんどう美味しかったー!」の声を聞き、
一度、持って帰って食べてみようとなり、
食べたのがキッカケです。
卵とじをしたんですが、柔らかくて、ホクホクとした食感、たまりませんでした。

大阪の僕ら世代のあるあるで、
「豆ご飯の日に限って、おかんがおかずをハンバーグとかにすんねん!ハンバーグは、白ごはんやろ!」
と言うのがあります(笑)

これは、この歳になっても、そう思います(笑)
お母ちゃんごめんやで。
個人的には、豆ご飯と、おかずは卵とじ、お吸い物にぬか漬け、、、みたいな感じで、「うすいえんどう」を楽しめたらと、思います。

「うすいえんどう」は、まだまだ、走り(出始め)の段階なので、これから増えて来ます。
ハウス栽培なので、これは、これで柔らかいので、食べてみて下さい。日本料理で言う「走り(出始め)、盛り(最盛期)、名残り(終盤)」の味や顔を楽しんでもらえたら、食卓ももっと楽しくなるような気がします。

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株式会社ポン太青果

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